勝俣州和さんとの(たぶん他の仕事にも役立つ)ちょっとした話
Yahoo!ニュースに出ていた
加藤浩次明かす 番組ADが「腹立つ」女子アナの特徴 「プロデューサーが来たら…」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000176-spnannex-ent
とても分かります。
もう昔の話になりますが、12年前、フジテレビにいて、
バラエティのADをしていました。
ハッキリ言って、今の「ブラック企業」なんて言われている環境の最たるものだったし、
ADはゴミクズのように扱われていました。
そんな中で、やっぱりタレントの中には、
AD相手に優しい人、どうでもよく思ってる人、ひどい扱いする人…いろいろいました。
誰とは言いませんが、とても酷かった人は、
数年後、タレントとしては姿を消していました。
逆に、とても印象に残ってるのが、勝俣さん。
ものすごく些細なことですが、今でも忘れません。
ある番組で、ディレクターが勝俣さんと楽屋で打ち合わせをすることになりました。
僕はデスクにいたので、同行はしていません。
しかし、資料が足りないということで、印刷して届けて欲しいと電話がありました。
すぐ印刷して、楽屋を開けると、まだ打ち合わせ中。
タイミング見てディレクターに資料渡して帰ろう、と思って入り口で立っていました。
それを見つけた勝俣さん。
「どうぞ。立ってないで座ってください。」
ものすごく丁寧でした。こんな僕に、と、こんな小さいことですが、感動しました。
ただ資料渡すだけだったので、「いえ、大丈夫です」と言って去りましたが。
本当に些細なことですが、先日書いた須田亜香里さんもそうですが、
人の良さ、ふとした時の気遣い、こういうところが、芸能界で長く生きていけている人なんだなと実感しました。
ADとPで態度を変える人…?そりゃ、いますよね。