国宝・犬山城
昨日までの豪雨で、犬山城の脇を流れる木曽川も、結構な増水をしたようです。
今日の雨も被害が広がらないことを祈ります。
国宝犬山城。
好きな城3本の指に入る、現存最古の天守です。
信長、秀吉、家康の三英傑がそれぞれ全員関係のある城であり、
その時代の姿が今もなお、残っている。
急な狭い階段。ギシギシと音を立てる床。柱も、壁も、屋根も当時から変わらずにその姿を保っていて、そこから見える木曽川や岐阜、愛知を一望できる景色も、同じ景色を500年の間も、変わらずにあるんだと思うと、ロマンを感じます。
また、面白いのは、個人所有の城でもあるということ。
成瀬家が代々所有しており、今も城主の成瀬さんがいらっしゃいます。
前述したように、すぐ下を木曽川が流れていて、天守に登ると、
なぜここに城を建てたのかがよく分かります。
山と川が、自然の要塞になっているからです。
ちょっと歴史が分かると、
小牧長久手の戦いの時はこっちから、こう攻めたのかな、などと思うことができます。
コロナの自粛ムードも薄れ、徐々に観光も戻って来ました(東京は増え続けていますが)
城下町も、飲食店が豊富なので、ぜひ、行って見てください。