薄氷を踏みながら進む
非常に怖い夢を見た。
お化けや人殺しなどではない。
周りにいる全員からソッポを向かれ、仕事がなくなり、「君、もういいよ」なんて言われる。今まで仲良く仕事をしていた人からも愛想を尽かされる。
夢の中で、「もう死んでやる」と叫んだところで目が覚めた。
実際、独立して経営者をしていると、一歩間違えればそうなってしまう。
そんな真理をついた夢だった。脳が自分自身に警告しているんだろう。
油断をするな、手を抜くな、妥協を許さず進め、と。
「人」を大切にしないといけない。関わってくれた人。
仕事をくれる人はもちろん、自分が雇う側、手伝ってもらう人に対しても。
自分ができない分、手伝ってくれているのだから、邪険にしてはいけない。
自分の利益だけを考えてはいけない。
そんなことをしていれば、必ず周囲にバレて、人がどんどんいなくなる。
そう言った話を、最近もある経営者の方から聞いた。
その方が実際に経験した失敗談だったので、とても響いた。
常に、人への感謝を忘れず、今ある状態を有難いと思い、いつ壊れるか分からないと危機感、緊張感を持って進んでいく。
覚悟を持たせてくれた夢でした。